筆ペンレビュー【アートブラッシュ・彩】

 

前回(あかしや 彩 を使ってみた)に続き、
今回は筆文字アートでよく使われている

「ぺんてるアートブラッシュ」と「あかしや 彩 SAI」を
比較レビューしてみたいと思います。
※私の主観ですのでご参考までに^^

サイズ感

彩 SAI
全体が細く、ボールペンのような感覚。持ち運びに便利。
外出先(カフェなどでちょっと書くとか)で使うのに目立たない。

アートブラッシュ
いわゆる「筆ペン」のポピュラーなかたち。
ちょっと太め、長めなので小型のペンケースでは入らないことも……。

どちらもキャップがしっかりと閉まるので、持ち運んでいて
漏れたなどの失敗経験はありません。

書き比べ
アートブラッシュのSTEEL BLUE と 彩の群青色

彩 SAI
弾力のある穂先。細い線が書きやすい。
太い線もある程度書けるので、ハガキサイズの筆文字アートくらいならメインの筆としても使える。
かすれが出にくい。インクの出方が安定している。

アートブラッシュ
筆先が柔らかいので、力加減によってかなり細い線から太い線まで自在。
力強く書けるので大型作品の制作にも使いやすい。
ボディを押すことで、出るインクの量を調節(多く)できる。
毛筆らしい「かすれ」が出しやすい。

 

にじみ方

どちらも水彩ペンなので、水でにじませる(ぼかす)ことが可能。
紙は100円ショップ(セリア)の画仙紙を使用。

これは紙質や描き方で違ってくる部分ですが……
水でぼかす、滲ませるのは、彩の方がやや伸びがいい印象。

 

カラーバリエーション(2017.05現在)

 20色
日本の伝統色として和名がついている。淡い色味や渋めの色。

アートブラッシュ 18色
はっきりとした色合い。

どちらも水彩としての使用ができ、
混色(紙の上、ペン先を重ね合わせて)が可能。
混色するとバリエーションがかなり広がります。

 

価格・詰め替え(2017.05現在)

彩 200円(税別)
詰め替えなし

アートブラッシュ 本体 500円(税別)
詰め替え(カートリッジ) 150円(税別)

 

まとめと感想

筆文字アートの入門用としては、やっぱりアートブラッシュがオススメ。
穂先が柔らかいことと、かすれなどの「筆っぽさ」を感じるには良いかと。
インクが絞り出せる仕様で、絞り出してカラーインク的に使うことも可能だったりと、使い方が豊富なのも良いところ。

彩 は絵手紙や水彩画に最適ですね。
(公式サイトでも塗り絵や水彩画推しです)
筆文字アートとしては、細い文字に使うほか、
色彩が豊かなので、背景を描くのにも役立ちそうです。

私はアートブラッシュをメインで使っていたのですが、
今回 彩を追加購入、レビューしてみて、
彩もどんどん使っていこうと思いました。

ついでに彩の細さは持ち運びに便利で、
外出時の荷物減らしたい派の私には嬉しい仕様です。

結論:どちらも揃えたい。笑

 

↓アートブラッシュの公式動画ですよ。

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この記事を書いた人

小説も書ける手書きスト、筆文字アーティストの桜月あゆみです。

カラー筆ペンを使った筆文字アートや、手書きチラシ等の制作。
短編〜長編の小説も書けます。

1984年生まれ、生まれも育ちも山梨県。現在は甲府市在住。
2012年 宅地建物取引主任者(現在は取引士)取得。
2014年 処女小説が審査員特別賞を受賞。
不動産営業を引退後、現在は主婦&筆文字作家として活動中。

2016年 筆文字(伝筆)初級講座受講、その後中級講座まで終了。
2019年 筆文字グッズ(お名前詩やネームタグ、アクセサリーなど)の制作販売を開始予定。

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