保護猫 1歳までの成長記録

私、猫好きなんですよ^^

去年、私がまだ不動産営業の仕事をしていたときのこと。
刺すような日差しが降り注いでいた七月のある日。

物件写真の撮影のため、とあるアパートに向かいました。
駐車場に車を停めると、アパートの向かいにある小さな公園から
子猫が一匹歩いて来ました。

片手で持ち上げられるくらいの小さな猫。

↑当時の写真。

この小ささですから、きっと可愛い声で鳴くのだろうなと思っていると、
「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーー」
まるで怪獣みたいな声。

第一印象は「なんて可愛くない鳴き方の子ネコ!」

駐車場にはもう一人、近所に住んでいると思われる若い男性がいて
その猫を気にして声をかけていました。
車の下に入って出てこない猫。

私がアパートの写真を撮り終えて駐車場に戻ると、
男性の姿はなく、猫はまだそこにいました。

枯れた声で鳴きながらすり寄って来る猫。

まずは夫に電話で相談。
我が家には既に10歳になる先住猫がいるのです。
ちゃんと動物病院に行ってから連れ帰るということを決め、

次に職場の上司に電話で報告。
「猫連れて事務所戻っていいですか?」
突然の報告に驚きつつも、上司は快諾してくれましたよ。
あとで「猫拾って帰ってくるとか、小学生ですか」って笑われましたけれど。笑

↑事務所で餌を喰らう。

そして我が家の一員となった子猫は
貞良(さだよし)と名付けられました。

ひどい声は猫風邪をひいていたからだと判明。
一週間くらいで可愛い声を取り戻しましたよ。

そしてすくすくと育ち……

 

すくすく……


すくすく……

 

5キロオーバーの立派な猫になりましたとさ……!

 

4月で1歳になった貞良。
元気に育ってくれています。

時々、ちょっとやんちゃが過ぎるけれど。
それもご愛嬌。

拾った現場の周囲には他の猫の姿もなく、
どういう経緯であの場所にいたのかは謎のまま。

でもまあ、出会う前の過去なんて、もうどうでもいいやね。
今、うちにいて幸せだと感じてくれていたらいいな。

そしてこのまま元気に長生きして……
30年くらい経って猫又にでもなってくれればいいよ。笑

そしたら私たち夫婦もおじい、おばあになっているから
縁側のある日本家屋で、みんなでまったり暮らそう。

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この記事を書いた人

小説も書ける手書きスト、筆文字アーティストの桜月あゆみです。

カラー筆ペンを使った筆文字アートや、手書きチラシ等の制作。
短編〜長編の小説も書けます。

1984年生まれ、生まれも育ちも山梨県。現在は甲府市在住。
2012年 宅地建物取引主任者(現在は取引士)取得。
2014年 処女小説が審査員特別賞を受賞。
不動産営業を引退後、現在は主婦&筆文字作家として活動中。

2016年 筆文字(伝筆)初級講座受講、その後中級講座まで終了。
2019年 筆文字グッズ(お名前詩やネームタグ、アクセサリーなど)の制作販売を開始予定。

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