「ですます」と「である」を統一しよう【ブログ文章講座】

〜簡単!ブログ文章講座〜
ちょっとしたコツでもっと読みやすい文章になる!

「ですます調」と「である調」の違い

それは文末(語尾)の違いです。

・ですます調
「今日は晴天です
「私たちはハイキングに行きます

・である調
「今日は晴天である(だ)
「私たちはハイキングに行く

ですます調は、普段の会話でも使われる形で、丁寧な表現(敬語)です。
である調は、断定的な表現で、文章が堅く、厳しい調子になります。

文章を書く時は、文末をどちらかに統一する

先ほどの例文を組み合わせてみましょう。

「今日は晴天です。私たちはハイキングに行く」

何か変な感じがしませんか?
前半は「ですます調」、後半は「である調」になっています。

「今日は晴天だ。私たちはハイキングに行きます」

こちらは前半が「である調」、後半が「ですます調」です。

前半と後半の文末がちぐはぐで、
敬語と断定調が混ざっています。
リズムが悪い雰囲気がお分かりでしょうか。

「今日は晴天です。私たちはハイキングに行きます」
「今日は晴天だ。私たちはハイキングに行く」

どうでしょう。
前者に比べて、スッキリと読めませんか?

「ですます調」と「である調」を文章の中で混在させると
リズム感が崩れて、文章全体が読みにくくなってしまいます。

どちらを選んでも良い

クライアントからの指定があるライティング仕事でもなければ、
どちらの文体を選んでもOKです。

一般的には
・「ですます調」 丁寧な優しい雰囲気
・「である調」 論文、報告書などに使われる堅い雰囲気

という感じ方になります。

ブログ全体の雰囲気、筆者のキャラ設定、記事の内容によって
使い分けましょう。

※ブログ全体で統一すると雰囲気が定着しやすいと思いますが、
記事によって使い分けても良いと思います。
(私は使い分ける派です)

使い方によっては混在もアリ

・「ですます調」の文章の中で、箇条書きの部分だけ「である調」にする
・「である調」の文章の中で、会話文(セリフ)だけ「ですます調」にする

その他、意図的に混在させる場合もあります。
その場合、何かしらの効果を狙ってのことだと思うので問題なし。

意識できるようならしてみましょう

ブログは正式な(公的な)文書ではありませんし、
個人が自由に書けるものです。

「そんなに堅苦しく言われると、ブログ書くの嫌になっちゃう!」
「うるせぇ!楽しくかければそれでいいんじゃい!」
という場合は、文体など気にせず楽しく書きましょう。

ブログは、まず書くこと、続けることに意義があります。

書くことに慣れてきたら
今度は、内容がより伝わりやすくなるように
読む側の読みやすさにも気を配ってみると
より「読まれるブログ」になっていくと思います。

余裕ができたら、ちょっと心がけてみてくださいね^^

 

 

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この記事を書いた人

小説も書ける手書きスト、筆文字アーティストの桜月あゆみです。

カラー筆ペンを使った筆文字アートや、手書きチラシ等の制作。
短編〜長編の小説も書けます。

1984年生まれ、生まれも育ちも山梨県。現在は甲府市在住。
2012年 宅地建物取引主任者(現在は取引士)取得。
2014年 処女小説が審査員特別賞を受賞。
不動産営業を引退後、現在は主婦&筆文字作家として活動中。

2016年 筆文字(伝筆)初級講座受講、その後中級講座まで終了。
2019年 筆文字グッズ(お名前詩やネームタグ、アクセサリーなど)の制作販売を開始予定。

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