歌舞伎というと、チケットは高いし、なんだか敷居が高いイメージ……
いえいえ、そんなことありません!
もっと気楽な気持ちで見に行っても大丈夫です!
歌舞伎のチケットはピンキリ!
実は歌舞伎のチケットは、
3千円〜2万円ほどと幅広い金額帯で販売されています。
(公演によって金額が変わります)
一番高級なのが一階桟敷席
花道近くの、いわゆるボックス席です。
ここはさすがに敷居が高いです。
この席だけの特別なお弁当もあるのだとか。
一番お手頃なのは三階B席
3〜4千円で購入できる席です。
舞台からはちょっと距離が離れますが、
全体が見やすい席でもあります。
これなら映画鑑賞と近い金額で楽しめちゃいますね!
チケットはネット予約がありますので
遠方からでも、会場に行かずに入手できますよ。
歌舞伎座の一幕見席なら五百円から!?
一般的に歌舞伎は昼の部、夜の部に分かれていて、
それぞれ2〜4演目(幕)あります。
その演目(幕)ごとに設定されているチケットが
一幕(ひとまく)見席です。
当日券のみ劇場にて販売されています。
幕の長さや内容により、500〜2000円程!
席は4階で全て自由席、椅子と立ち見があります。
(これは歌舞伎座のみで、他の劇場では一幕見席はないようです)
服装やマナーは?
お出かけする時の普通の服装で大丈夫!
ドレスコードは特にありません。
レストランで食事する程度のカジュアルな服装で問題なし。
観劇マナーは、映画館や一般の劇場と同じ!
携帯をオフにして、開演後は静かに。
録音、撮影はNG。
歌舞伎だからといって特別なマナーがあるわけではありません。
一般の劇場や映画館でのマナーと同じです。
歌舞伎だけの特別なこと
休憩時間(幕間)に座席で飲食が可能
歌舞伎の上演時間は4時間半ほどにもなり、
食事の時間帯を挟みます。
演目(幕)の間には幕間(まくあい)という
休憩時間があります。
その間、劇場で販売されているお弁当や、持ち込んだ飲食物を
座席やロビーで食べることができます。
劇場に食事処もあります(その場合、予約した方が良いかと)。
劇場外に出ることも可能です。(チケットをなくさないように)
だたし、幕間は長くても30分程度のことが多いので
事前に持ち込んでおくなどした方がゆっくりできます。
食後のお手洗いも混みやすいので注意。
初心者が観劇するときのポイント
ここからは、歌舞伎初心者の私が実際に劇場に行ってみて
感じたことをご紹介。
イヤホンガイドはあった方が良い
会場では、イヤホンガイドを貸し出しています。
これは、あらすじや台詞、配役や道具など舞台のあれこれを
上演中に同時進行で解説してくれるもの。
独特な台詞や時代背景などもわかりやすくなるので
利用した方が理解度が上がってより楽しめると思います。
料金はおおむね700円ほど。(+デポジット千円、返却時に返金)
事前にあらすじを知っておくと良い
会場で販売しているパンフレットを早めに読むか
事前にネットなどであらすじを調べておくと
よりお芝居の内容が楽しめます。
歌舞伎は話のネタバレ云々、というよりは
「話の内容を(役者や演出が)いかに表現しているか」
を観るものらしいです。
イヤホンガイドを借りない場合は特に、事前に見ておくと良いかと。
幕間には動こう
昼夜各部で4時間以上の上演時間になります。
これ、結構長いです。
ただじっと座っているのも、案外疲れます。
トイレに行く、売店を見る、
その場で立ち上がって少し伸びをするなどしておくと
座り疲れの軽減になるかと……。
(私は座りっぱなしでお尻が痛くなりました。苦笑)
いかがでしょうか。
歌舞伎の敷居、またげそうな気がしてきましたか?
私も今年はじめて新橋演舞場で歌舞伎を鑑賞しました。
行ってみると、案外気楽なもので
ラフな服装の人も多く、普通の演劇鑑賞とさほど変わりませんでした。
舞台はやはり、写真や動画で見るのとは臨場感が違います。
役者さんの気迫、響く音楽、大道具小道具、衣装の美しさ。
これは実際に見に行ってこそ楽しめる、体感できるものです。
きっと、見に行ってよかった!と思えるはず。
あまり肩肘張らずに、ぜひ一度行ってみてくださいね。
私も、また観劇に行きたいと思います!
あと、会場で売っていたお弁当、めちゃくちゃおいしかったです!( ̄∇ ̄)
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